早朝の公園にて2021/11/26

散歩を日課にして半年以上になるが、とても不思議に思うことがある。早朝にもかかわらず、公園の駐車場に何台か車があって、大抵はダム湖で釣りをする人たちなんだけど、中にはエンジンかけっぱなしで車の中で何やらしている人がいる。最初はあまり気に留めなかったけど、散歩に来てる様子もなく、釣り人でもなさそうで、覗いてみると本を読んだり、スマホをいじっていたりしている。日中ならともかく、近所の郡山ナンバーが多いが、朝7時前だというのにわざわざ自宅を出て公園に来るってどういうことなんだろう?不思議でならない。
一体彼らはどういう状況なのか?歩きながらいろいろ考えた。
ある時、新聞を広げて車内でくつろいでいるように見える人に出会った。あんまりジロジロ見るのは失礼なのでチラ見だけど、比較的若い人で、どうやら飲み物も用意してくつろいでいるとしか見えないのである。
そこで思いついたのが、一人でくつろげる場所が自宅にないのか、出勤前に一日の起動準備でもしてるのか、どちらかではないだろうか?ということである。
我が集落は、私を含め都会からの移住者も多いが、周りは昔からの農村である。確かに農家の間取りには個室なるものがないのかもしれない。そう考えると何となく理解できる。
いろんなケースが有るだろうけど、まだ寝ている家人を気遣って、わざわざここまで来たのかもしれない。気兼ねなく駐車してくつろげる場所は公園のパーキングかもしれない。
そういえば、愛車のワンボックスを居間のように使っている人のことをニュースで見たこともある。
そんなふうに考えると、何だか少しばかり気の毒でもある。

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