生きにくい世の中2019/08/31

郡山市御霊櫃峠
高齢者となって年金が満額もらえるようになったとはいえ、加入期間が短かったため、笑っちゃうほどの少額である。それに加え介護保険料がそこから天引きされるらしい。結果、手にするのは月額4万円程度にしかならない。妻と合わせても10万そこそこで愕然とする。これではとても暮らしていけない。また夫婦で細々とやっている会社も、仕事がめっきり減り、経営を継続するために給与を下げるしかないという結果になった。加えてこの秋の消費税増税・インボイス制度は泣きっ面に蜂というか・・生活に対する決定的な打撃である。
 政治面では不誠実極まりない安倍政権が戦後最長記録となり、国民生活を顧みず、アメリカの言いなりに不要な武器を購入したり、外遊のたびに税金をばらまいている。(挙げればキリがない)
「一体、国とは何だ?」と叫びたくなるのは私だけじゃないだろう。
 最悪なのは「三権分立」が全く守られず、検察や司法が政権に掌握されてしまったことだ。これでは不正や犯罪を訴えても、政権に忖度する連中は裁かれることなくノウノウと生きている。こういう連中を上級国民と言うらしい。そうなると私などは最下級国民になるのだろう、とにかくメディアの機能不全で、正義が潰され、希望が持てない、そんな国になってしまった。
 21世紀がこんな風になるなんて全く想像できなかった。それは我が国だけじゃない、世界的に見ても危険な兆候が到るとこに出始めている。
 考古学や古代史や人類学などを学んできた身としてはとてもやりきれない。人類はどこに向かってるのか?もしかして文明の衰退現象を目の当たりにしてるのではないか?
人間って愚かな生き物だなあ・・
生きにくい世の中になったなあ・・
夏の終わりにそんなことを思っている。