再始動2018/11/16

長くほったらかしだったけど、また思い立って書き綴ることにした。
思考をまとめたり、考えを深めたり、コミュニケーションを円滑に進めたりするには、何より言葉を良く紡ぐ事だと思う。
部屋に籠もって黙々と図面を描くという仕事柄、打ち合わせや営業・納品で出張することを除けば、外出して人に合う機会も少なく、会話をするにも近所のコンビニの店員さんだったり、妻と3匹の家猫だったりという具合で余りに限られている。
パソコンも原稿打ちではなく図面作成やお絵かき道具と化しており、文章を書くことから遠ざかって久しい。ツイッターもやってるけど、長い文章を描くこととは程遠い。
そんな訳で再び、随想や散文を中心に色々書き連ねようと思う。紹介文にもあるように、あくまでも備忘録ではあるが。

絵を描くということ2018/11/17

写実的な絵画が好きである。
仕事がら対象を細かく観察して記録することに慣れているせいもあるけれど、省略や抽象化が苦手である。何故なら「ありのまま記録する」ほうがある意味で簡単だからだ。というのは、省略にしろ抽象化にしろ、その根拠となる「論理」が必要で、何をどう省くか、デフォルメするか、どのように構成するか、色彩はどうするか、などなど表現したいものを明確に言葉で、理論で定義する必要があるはずだからだ。 
 一方写実は、とりあえずモチーフをありのままに写し取る作業だと思う。しかし、対象を忠実に記録することを目指すなら、写真と何が違うのか? 正直そんなことをずっと長い間自問自答している.
 もちろん単に写し取るだけではなく、作品に仕上げるには、モチーフと環境が織りなす空気感や、その内面や本質といったものを描き出すことに注力する必要がある。あるいは様々なモチーフの組み合わせによってある主題を表現する。そこには感性だけでは纏められないロジックが、やっぱり存在する。画家の作業とはとはそうものなのだと思う。
 うまく表現できないが、いまのところ写真は時間レイヤーの一部を切り取る作業で、絵画はそうした様々なシーンやモチーフを再構築する事で表現するものだと思うようになった。もっと的確な表現があるんだろうけど・・。

ありのままにある事2018/11/26

Let it be. である。
いつ頃だったか、仲間内の哲学講座でbe動詞についての講義を聴いた事がある。このbe という動詞は実に奥深い意味を秘めている。「有るもの」「存在するもの」などの意味が辞書には有るが、「ありのままに有る」という解釈もでき、解釈は翻訳者のよって多様で、難解なところでもある。
例えば聖書の出エジプト記では、モーゼがシナイ山で神に出会った時、神は自らを「わたしは自分がなるところのものとなる」と答えたとある。(ヘブライ語,אֶהְיֶֽה אֲשֶֽׁר אֶהְיֶֽה(エフエ アシェル エフエ),ご自分に対する神ご自身の呼称; リーサー訳)この「なるところのもの」は、私が知る限り、英語ではbeと訳される。
さすれば冒頭の『Let it be』は如何様な解釈が正しいのだろう?つまりビートルズはこのタイトルにどんな意味を込めたのだろう? 歌詞の和訳では「なすがままに」「ありのままに」「そのままでいいんだよ」などいろいろ有る。
ならば「無理をするな」「抗うな」と逆説的に捉える事も出来るのか、と考えてもみる。
仕事の合間にこんな事を考えてるんだけど・・
ドリスのQue Sera, Seraが脳裏に響く。

夢の話2018/11/30

僕は夢をよく見る。
今朝は夢見が悪く、寝起きのぼんやりした頭にどんよりとした余韻が残って爽快な目覚めではなかった。
夢というのは何なんだろう? と考えることも度々だが、結局のところ脳に蓄えられた記憶の非論理的結合なのではないか・・ぐらいしか思いつかない。
それにしても就寝前に考えていたようなことがすんなり出てくるのではなく、思いもよらない人が登場したり、行ったこともないような景色が、おそらくストレージにある多様な画像が合成されたかのような景色を作り出している。
専門家ではないので脳のこうした活動の原因や効能等はわからないが、潜在意識の深層にある某かの衝動?によって引き起こされるのではと、考えてみたりする。
ありがたい夢でも見たら宝くじでも買おう・・ぐらいのところで立ち止まっていればいいのだが、やっぱり不思議すぎて、相変わらずその仕組や意義を探ってしまう。
仕事が遅れているので、早起きしたくせに、まだ夢にこだわって石器を見る気になれない。
夢見の良し悪しが結構日常に影響するとしたら・・僕にはそうした傾向があるのだが・・爽快な目覚めを望むのなら、良き夢が見られるよう務めねばならない。でも、どうすれば?
今朝もビデオで懐かしい番組、城達也のジェットストリームの心地良い語りに耳を傾けている。
少しばかり仕事をする気になってきた。