久々の仕事2025/07/23

年度が変わってから現在に至るまで仕事がない。僕の本業は考古学的石器実測図を作ることで、文化財調査支援業務とでもいう事ができる。そんな訳で顧客は行政の教育委員会とか調査組織なので年度はじめは全く仕事が無くて、新年度予算が執行される6月議会以降からポツポツと出てくるといった具合である。
会社を閉めてからは、以前の半分程の年金の足しになる位の仕事量で十分なのだが、4ヶ月も仕事から離れていると仕事の手順を忘れてしまう。それがようやく取引先から見積もり依頼が来て、来月からはまた石器実測の日々が続くのだが、今回は期待した程の量では無く一月仕事程度になるが、学史にも出てくるような重要な遺物群なのでじっくりと取り組みたいと思っているが、いつもうまく行った試しがない。昨年は、そんな重要な仕事の時期に重なって問題の多い仕事が被ってしまった。素人が発注し、専門家の図面をいじるという愚かな自治体もあるのだ。こんな仕事はもうごめん被りたい。
とにかく最近は、有り難いことに過去の実績が評価されてか、難易度の高い仕事が来る事が多い。あと数年で本当に辞めようと思う様な高齢者になってしまったが、乗りかかった船なのでこの報告書が終わるまでは頑張るつもりだ。仕事がない時は、絵を描いたり、ロクロで遊んだりして趣味人として、ボケ防止と健康のため結構忙しくしている。

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