野鳥の事2019/03/01

我が家南側の庭にはいろいろな小鳥たちがやってきて楽しませてくれているが、このところおなじみ様が現れない。引っ越したばかりの頃には電柱の上にサシバがよく止まっていたのだが、この頃はさっぱり見かけないし、近所の鉱泉近くの川ではアカショウビンを見たこともあるが、渡りのルート上での問題があるのかその時以来見かけることもない。
我が家のおなじみ様といえば、(スズメ・カラスを除けば)ジョウビタキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、モズであるが、たまにしかやって来ないし、頻度も下がってきている。福島県の県鳥であるキビタキは滅多に来ないが、忘れた頃に群れで姿を見せてくれることもある。とりわけシジュウカラは、かつては頻繁にツガイで庭木に来ていたが、今ではめったに見なくなった。ヒヨドリは、お隣のブルーベリーが実を付ける頃になるとギャーギャーと煩いくらい頻繁に飛んでくるが、ひとしきり実を喋むと居なくなってしまう。孤高のモズはたまに電線に止まっているのが見られるが、それも頻度は低下している。
何なんだろう?野鳥の世界もいろいろ事情がるんだろうけど、何時ものようにっていうのが通用しなくなって、変化が激しいような気がする。
これも原発事故と関係があるのだろうか?
福島の山里に暮らしていると、そんな事を考えてしまう。
放射線に起因する環境変化は確実にあるのだが、人はそれを考えないように生きている。これから先のことはよくわからないが、こんな事を考えながらここで暮らしていくのはどうなんだろう?と思うこともある。
安全・安心な場所を選んで残りの時間を楽しむ事を考えようかとしきりに思うこの頃。
先日ここでは珍しいイカルがやってきた。別名「豆回し」という鳥で子供の頃岐阜の実家で(怪我をしたのを保護して)飼っていたこともある。西の方ではよく見かけたが、東北では珍しいのではないか?これも温暖化と関係があるのかもしれない。

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