夜明け前2019/01/13

年が明けて、相変わらず忙しくしている。正月2日までは家族団らんで楽しく過ごしたけど、昨年分の仕事を消化するため例年より早めの仕事始めとなった。その仕事も今日中に終わらせるべく、今朝は3時に起きて、いつものようにユーチューブで懐かしい番組を聞きながらPCに向かっている。
一服付けに庭に出ると、まだ薄明かりの東の空に金星が眩しいほどだった。メタセコイアの枝の間で輝く明けの明星を眺めていると、右の方から明るい点がゆっくり移動してきた。煌めかず点滅せず一定の軌跡をゆったりと南東方向へ向かっている。国際宇宙ステーションなのだろう。地上ではまだ上ってこない太陽に照らされて、ちょうどよくその反射が我が家に届いたのだ。タバコを吹かしながら眺めているうち、金星は薄雲に包まれて輝きを失い、やがてISSもブラウン管テレビの終了点のようにスウーと消滅していった。
ようやく空が白んできた。薄明を背景に、幹と枝だけの木々が稜線の上で繊細なシルエットを見せている。
さて再び石器の実測を続けるとするか。

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